オーナー西山の中国帰国記録。
福建省の実家から高鉄に乗って約2時間、
世界自然文化遺産にも登録されている武夷山の製茶体験へ!
武夷岩茶(ぶいがんちゃ)とは、
武夷山市で生産される青茶(烏龍茶)で
中国十大銘茶のひとつ。
山肌の岩に生育している茶樹からつくられるため「岩茶」と呼ばれ、中国国家基準により武夷山市内にある認可企業のみが「武夷岩茶」を名乗ることができます。
今回、オーナー西山が訪れた生産者さんは
標高1100メートルの岩山から茶摘みし、
摘んだ茶葉は速やかに製茶場へ。
運び込んだ茶葉はすぐに日なたに並べられ
平たく伸ばして、短時間で晒青(日光萎凋)します。
そしてこのこの工程がお茶の出来を大きく左右するところ。
茶摘みが朝早いのも、
採茶当日の天気が重要なのも、
製茶場の前に広くて平らな地面があるのも、
全てはこの日光萎凋をスムースに行う為!
ここから発酵させたり発酵を止めたり、
揉捻したり乾燥したりして
最終的に焙煎まで行うのですが
その過程は、長い長い戦い。
1枚の葉っぱから
職人さんによって品質を保ちながら
本当にじっくりと時間をかけて
日本へとやってきます。